はじめに:タコ足配当の恐怖
高配当ファンドを買う時、誰しもが抱く不安。
「配当は出ても、それ以上に基準価額(元本)が下がったら意味ないじゃん!」
いわゆる「タコ足配当(自分の足を食べている状態)」への恐怖ですよね。
私も800万円を入れる前、それが一番怖くて徹底的にシミュレーションしました。
その結果、「あるライン」までは下がってもトータルで損をしないことが判明し、安心して購入できたのです。
今日はその計算結果をシェアします。これを見れば、日々の値動きが怖くなくなりますよ。
魔法の計算式「損益分岐点」
計算はシンプルです。
「今の価格」-「もらえる配当金の合計」=「ここまで下がっても許せる価格」
です。

今回の条件で計算してみましょう。
- 購入時の基準価額:9,190円
- 毎月の配当金(仮):120円
- 期間:1年間
1年後の「無傷ライン」はどこ?
まず、1年間で受け取れる配当金の総額は…
120円 × 12ヶ月 = 1,440円
これを今の価格から引きます。
9,190円 - 1,440円 = 7,750円
なんと!
1年後に、基準価額が9,190円から7,750円まで大暴落しても、受け取った1,440円と合わせればプラスマイナスゼロ(トントン)なんです。
長期で持てば持つほど「負けなくなる」
これが3年後ならどうでしょう?
配当総額は 4,320円。
損益分岐点は 4,870円 です。
つまり3年持ち続ければ、基準価額が半値になっても損しません。
リーマンショック級の暴落が来ても、配当という分厚いクッションがあなたの資産を守ってくれるのです。
まとめ
スマホで基準価額を見て「あ、今日100円下がった…」と落ち込む必要はありません。
私たちには、年間1,440円分の「下落許容バッファ」があるのです。
「多少下がっても、配当で回収すればいいや」。この心の余裕こそが、投資を長く続けるコツです。